食事と睡眠以外は仕事。そんなシステムエンジニアは要注意

食生活を変えてうつ病から身を守る！

仕事で感じる多くのストレス

近年ブラック企業と呼ばれる悪条件な職場環境の会社が大きく取り上げられるようになりました。残業続きで体を壊したり、顧客からのクレーム対応で頭がマヒしたりと、その職場環境は大変悲惨な現状であると連日メディアで取り上げられた時期もありました。とはいえ、そのようなストレス要因は多かれ少なかれどんな職場でも見られるものであり、仕事とストレスは切っても切り離せない関係にあると言えます。特にシステムエンジニアなどは数ある仕事の中でも特にうつ病のリスクが高いといわれる職業です。厳しい納期に追われたり、連日残業が続くことなど日常茶飯事だと言います。システムエンジニアとして働こうと決意したら、そのようなストレス要因を抱え込むことはあらかじめ覚悟しておかなければなりません。

うつ病の予防に効果的な食生活

大きなストレスを感じているとわかっていても、やはりできるものならストレスを軽減したいと思う人が多いはずです。そんな時には、カウンセリングに通ってガス抜きをしたり、仲の良い友人と愚痴を吐きあったりしてストレスを溜めこまない生活を心がけましょう。また、普段何気なく食べている食事内容を見直してみることも効果的です。忙しいから手軽に済まそうと、コンビニ食ばかり食べたり栄養ゼリーなどで片づけたりする人も多いかもしれませんがそれではうつ病のリスクが高まってしまいます。毎日の食事の仕方を少し見直すだけでうつ病のリスクを大幅に減らすことができます。大切なのは健康な体の基礎を作ることです。肉、魚、野菜、ご飯をバランスよく食べて健康な体作りに努めましょう。

20分以上かけてリラックスした食事を

ご飯を食べる時の環境も体作りを左右する大きな要因となります。一番理想的なのは、友人や家族などと会話を交えながら楽しい雰囲気で食事をとることですが、なかなか毎食誰かと一緒というわけにもいきません。一人でササッとランチを済ませることも多いと思いますが、その際あまり急がずに時間をかけてご飯を楽しむようにしましょう。一口ひとくちじっくりと味わい、最低でも20分以上かけてリラックスした状態になるのが理想的です。リラックス状態が続き副交感神経が優位になっている間は、より栄養を吸収しやすくなっています。そのため、普段と同じご飯を食べていてもより効果的に栄養を摂取することができます。自分に足りない栄養や逆に摂取しすぎている栄養などを敏感に感じ取れるようになるので、より健康的な体作りが可能となります。
健康な精神は健康な体に宿ります。健康な心身がなければバリバリと働くこともできません。厳しい仕事をこなす中でうつ病などの精神疾病のリスクを最低限に減らすためにも、ぜひ食事環境の見直しを行ってみましょう。