システムエンジニアのための”うつ病”対策

あなたは大丈夫?システムエンジニアのうつ病とメンタルケア

システムエンジニアに対するうつ病対策できていますか?

会社側のシステムエンジニアに対するうつ病対策

うつ病になる前に!システムエンジニアのためのうつ病対策

会社側のシステムエンジニアに対するうつ病対策

Pocket

うつ病の脅威

ひどく気分がふさぎ込んで全くテンションが上がらなくなるうつ病。他人事だと思っている方が少なくありませんが、ストレスだらけの世の中で生きる社会人のおよそ5人に1人は何らかの精神疾患を抱えていると言われています。朝なかなか起きられない、趣味を楽しむ気になれないなどの症状に心当たりのある方もいるのではないでしょうか。鬱は一種の現代病といっても過言ではありません。鬱になると著しく集中力が低下するため、仕事にも支障が出始めます。全く成果が上がらず、時にはそのまま退職に追い込まれてしまう場合もあります。うつ病発症率の高いエンジニアにとって、鬱は大変由々しき問題です。真剣に対策を講じる必要があります。

企業が実施しているメンタルヘルス対策とは

エンジニアを雇っている企業は、社員のメンタルヘルスをどのようにとらえているのでしょうか?上場企業のおよそ7割は何らかのメンタルヘルス対策を実施しているといわれていますが、その内容は各会社によって大きく異なります。メンタルヘルスを重要課題として掲げている会社は、社内に社員向けのカウンセリングプログラムを用意しています。また、定期的に社員にメンタルヘルス診断を呼びかけるメールを送ったり、部下のSOS信号を見逃さないように現場の管理者が積極的に声をかけたりしています。その一方で、年に1回講習会を開くだけといった粗雑な対応を続ける会社も少なくありません。うつ病の悪化リスクは、職場の取り組みによって大きく左右される現状にあります。

企業別メンタルヘルス対策実施状況

メンタルヘルス対策を実施する企業の数は年々増えています。しかし、その内訳を詳しく見てみると、企業規模によって顕著な差があることがわかります。2003年に実施された労務行政研究所のデータによると、従業員数が3000人以上の大企業でメンタルヘルスを実施している割合は94.6%、従業員数が1000~2999人の中小企業でメンタルヘルスを実施している割合は86.2%、従業員数が1000人未満になると、メンタルヘルスを実施している割合は50.6%まで低下します。ひたすら営業利益の増進を目指している中小企業だと、社員のメンタルヘルスにまで気を回す余裕がないのが実情です。

自分の身は自分で守ろう

社会人の健康は社会全体で考えていくべき問題ですが、その取り組みにはどうしても限界があります。上層部がすべての社員の健康状態を把握できるはずがありません。自分のメンタルヘルスは自分でケアすることが大事です。
病院、保健所、カウンセリングルームなど、心療内科に対応している施設を有効に活用しましょう。肉体はもちろんのこと、心の健康のバランスをとることで、仕事のパフォーマンスを安定して高めることができます。

よく見られているサブテーマ

ページトップへ ▲

Copyright © 2015 システムエンジニアのための”うつ病”対策 All Rights Reserved.